首の神経を圧迫する病気

外科的手術で進行を止める

女性

頸椎椎間板ヘルニアにかかると肩や手に激しい痛みを生じます。この痛みがだんだん激しくなり、2週間ぐらいでピークになると徐々に痛みが引いていきます。この症状を繰り返すようになるのです。また両手がしびれたり、手を使う細かい作業ができなくなります。X線撮影やCTスキャン、MRIなどの検査で頸椎椎間板ヘルニアかどうかがわかります。治療法としては保存療法がメインで行われ、頸椎牽引療法や頚部のマッサージなどの措置がとられます。症状が改善されない時は外科的手術をすることになります。手術には2つの目的があり、1つは今の症状の進行を食い止めるためのものです。もう1つは今ある症状を軽減させるためのものです。今は最新の技術で手術を行えば進行を完全に止めることが可能です。今後はこのような手術がメインになっていくものと思われます。

症状を把握することが大事

頸椎椎間板ヘルニアは、痛みがひどくなる前に早めに発見して治療することが大事です。そのためには症状の特徴について知っておく必要があります。頸椎椎間板ヘルニアの初期症状でよく見られる特徴は、首の痛みと肩こりです。慢性的な肩こりになっている場合もあるので、マッサージを受けても改善しない場合は医師の診察を受ける必要があります。また頸椎椎間板ヘルニアにかかると神経が圧迫されるため、上を向いたり、棚の上の物を取ろうとすると痛みが走ることがあります。腰や関節に症状が出るとつまずきやすくなったり、階段を上がりにくくなったり、歩行が困難になることもあります。また脊髄が圧迫されると、排尿や排便ができなくなることもあります。これらの症状に気づいたら、すぐに医師の診察を受けるべきです。